新生姜は加工せず
そのままの状態で
冷凍保存するには不向きな
食材になります。
しかし、最近ではラップなども
進化していますし、
新生姜を調理後に
冷凍保存する方法もあります。
そこで、
新生姜の上手な冷凍保存や
長期保存に向いた
調理法について紹介します。
新生姜を上手に冷凍保存する方法とは?
新生姜は冷凍保存が
とても難しい食材だと
言われています。
それもそのはず、
本来、生姜は収穫後
乾燥させて長期保存するところ、
新生姜はそのまま食す食材です。
そのおかげで、みずみずしく
まろやかな辛みを
生み出すことができるのです。
つまり、新生姜を
上手に長期保存するには
そこに含まれる水分を
逃がさないことが必須です。
しかし、新生姜に限らず、
野菜に含まれる水分を
保ったまま長期保存するのは
至難の業です。
新生姜の場合、
冷蔵庫では3日程度で、
鮮度は失われてしまいます。
それ以上の長期間にわたって
保存したい場合には
冷凍することとなります。
しかしながら、家庭用冷凍庫は
業務用途は異なり、
急速冷凍ができません。
いわゆる緩慢冷凍なので、
新生姜のような食材は
とても難しいのです。
そこで、
新生姜を冷凍保存するには、
まず、新生姜についた
水分をしっかり拭き取ります。
カットする場合は、
できるだけ細かく
カットすると良いでしょう。
冷却効率を高めるため、
小分けにしてラップに包み
さらにアルミホイルに包んで
冷凍するのがコツです。
また、解凍する際は
レンジではなく
自然解凍がベターです。
これだけでも、
かなり冷凍効率は良くなりますが、
長期間保存すれば、
鮮度は落ちてしまいます。
新生姜は冷凍が難しい食材だと
理解した上で冷凍し、
できる限り早く食すことを
心掛けると良いですね。
新生姜を調理して冷凍保存する方法とは?
新生姜は調理しないで冷凍すると、
どうしても鮮度が
落ちてしまう食材です。
しかし、調理した後であれば、
おいしい状態のまま
長期保存することが可能です。
新生姜を使った代表的な
料理が「甘酢漬け」です。
薄切りした新生姜に
酢、砂糖、塩で味付けしたものです。
瓶に入れて保存すれば、
冷凍も可能ですが、
冷蔵庫でも1年近く保存可能です。
新生姜の「佃煮」も
長期保存が可能な料理です。
下ごしらえした新生姜に
調味料を加え、
汁気が残るまで煮込めば完成です。
よく冷ましてから、
瓶などの保存容器に移します。
甘酢漬け同様に
冷凍も可能ですが、
冷蔵庫でも1年近くは保存できです。
新生姜の料理法が決まっている場合、
そのまま冷凍保存するよりも、
料理して保存する方が
おいしさが保てますからおすすめです。
>>新生姜の甘酢漬けの保存期間ってどれくらいなの?冷凍は可能なの?
まとめ
新生姜は水分が多い食材であり、
冷凍保存が難しい食材でもあります。
上手く冷凍保存するには、
表面の水分を拭き取り、
できるだけ小分けにして
ラップに包みます。
その上から
アルミホイルで包み込むと
冷凍効率が上がるので、
鮮度が保たれます。
できるだけおいしい状態で
長期保存するなら、
新生姜を調理して
保存すると良いでしょう。
新生姜をおいしく調理し、
長期保存するなら
「甘酢漬け」「佃煮」が
おすすめです。
どちらも、冷凍保存可能ですが、
冷蔵でも1年近くは
おいしい状態のまま保存可能です。
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