カーリングのルールには主に2つの反則があります。
①投げたストーンに触れること。
②各チームのガードが2投目を投げ終えるまでフリーガードゾーンエリア内の
ストーンをプレイエリア内から出すこと。
カーリングは冬季オリンピックで人気がある競技でありますが、
普段はメディアに取り上げられることが少ないのが現状です。
しかしながら、冬季オリンピックが開催されるごとに新たなヒロイン誕生しており、
ここ数年でファンを大きく増やしています。
カーリングのルールはとてもシンプルですが、反則の内容まで知ってくと、
観戦する際の注目ポイントも増え、さらにカーリングを楽しめますよ。
カーリングのルールにおける「ストーンに触れる」反則とは?
カーリングのルールにおいて反則のなりのが「投げたストーンに触れること」があります。
カーリングは投げたストーンの場所によって勝敗を決するスポーツですから、当然ストーンに
触れてしまうと反則になりますね。
さて、不可抗力と言えども、ストーンに触れてしまった場合、どういったペナルティが
課されるのか気になるところですね。
こういったケースでは、全てのストーンが止まった時に、相手チームは
3つの選択肢から1つを選ぶことができます。
①もしもストーンが動かされなかった時は、移動したと想定される位置に全ての
ストーンを動かすことができる。
②投げられたストーンを取り除き、その他のストーンを元のポジションに戻す。
③そのまま試合を続行する。
反則をされたチームは、①~③の中から、自チームが有利に進められるものを
選択することとなります。
ただし、得点が自動的に加算されるわけではありませんから、
間違った選択をしてしまうとたちまち不利な展開となってしまいます。
こういった頭脳戦となるところもカーリングの醍醐味の一つですよね。
カーリングのフリーガードゾーンルールにかかる反則とは?
フリーガードゾーンルール違反もカーリングにおいては反則になります。
これは、各チームのガードが2投ずつ投げ終えるまでに、
フリーガードゾーンエリア内のストーンをプレイエリア内から弾き出してしまうことです。
ちなみにフリーガードゾーンとは、ホッグライン(カーリングの的の中心)から
ハウスの手前までの空間のことです。
カーリングは相手のストーンを弾き飛ばして、自チームのストーンを的に
近づけるスポーツですが、普通に考えると「後攻」が断然有利になります。
そこで決まったのが、フリーガードゾーンルールです。
このルールを採用したことで、単純ににストーンを蹴散らすのみならず、
ガードを置いて攻める・守るといった駆け引きや様々な戦術が生まれました。
つまり、よりカーリングの面白さが引き出されることになったのです。
もし、反則になってしまったら、自チームのストーンはアウトとなり、
相手のストーンは元に戻されますので、大きなペナルティになってしまいます。
まとめ
カーリングのルールにおける反則は次の2つです。
1つ目は、投げたストーンに触ってしまう事です。
この場合、3つの選択肢が与えられます。
①ストーンが動かされなかったことを想定し、全てのストーンを動かす。
②投げられたストーンを排除して、それ他のストーンを前の場所に戻す。
③そのままゲームを継続する。
どの選択肢をチョイスするかは、相手チームに委ねられますが、勝敗に大きくかかわる
部分ですから、慎重に選ばなくてはなりません。
2つ目にフリーガードゾーンルールによる反則です。
これは、ガードが2投目をおえるまでに、フリーガードゾーンにある
ストーンを弾き出してしまうことです。
この場合、自チームのストーンは排除されて、相手のストーンは前の場所に
戻されますので大きなペナルティになります。
このように、カーリングはスポーツでありながら頭脳戦となることが多いので、
ルールはもちろん反則やペナルティを知っておくと、より楽しく観戦できますよ。
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