バジルはインド、熱帯アジア原産のハーブで、
アフリカとユーラシア大陸の熱帯に
分布しています。
日本では越冬できないので
一年草として扱われています。
バジルはおよそ150種類の
栽培品種があるといわれており、
中でも最もポピュラーなバジルの品種が
スイートバジルです。
バジルの葉は緑色が一般的ですが、
紫種もあります。
バジルは料理に幅広く使えるハーブで、
自宅で簡単に育てられます。
上手に育てるためには、
種まきが重要なポイントとなります。
この記事では、バジルの種まきの前に
種を水につける理由と方法について
解説していきます。
<バジル>種まきの前に種を水につける理由とは?
バジルの種まきの前に
種に水をつける理由は、
発芽率や発芽の均一性を高めるためと
発芽時間を短縮するためです。
バジルの種は非常に小さく、
発芽率が低いという特徴があります。
そのため、種まきの前に
種を水につけることで、
以下のメリットを得ることができます。
・発芽率を高める:
水につけることで種の外皮が
ふやけて柔らかくなり、
水分や酸素が内部に浸透しやすくなります。
これによって、発芽する条件が
整いやすくなります。
・発芽時間を短縮する:
水につけることで種の内部で
発芽の準備が始まります。
そのため、土に植えた後の
発芽までの時間が短くなります。
・発芽の均一性を高める:
水につけることで種の状態が均一化され、
発芽するタイミングも
揃いやすくなります。
これによって、管理しやすくなります。
<バジル>種まきの前に種を水につける方法とは?
バジルの種を水につける方法は
非常に簡単です。
以下の手順で行ってみてください。
1,種を入手する:
バジルの種はホームセンターや
園芸店で購入が可能です。
また、インターネット通販でも入手できます。
種は新鮮なものを選びましょう。
2,水を用意する:
水は清潔なものを用意しましょう。
水道水でも構いませんが、
塩素が気になる場合は沸騰させて
冷ましたものや浄水器で
ろ過したものを使いましょう。
3,容器を用意する:
容器は小さめのものでも構いません。
プラスチック製やガラス製のものが
おすすめです。
容器は清潔に洗っておきましょう。
4,種を水につける:
容器に水を入れて、バジルの種を適量入れます。
種は水面に浮かぶものもあれば
ものもありますが、どちらでも構いません。
容器は日陰や室内など暗く涼しい場所に
置きましょう。
5,水を取り替える:
種を水につけたら、毎日水を取り替えましょう。
水が汚れたり減ったりしたら
すぐに新しい水に替えましょう。
6,発芽を待つ:
種を水につけてから、約2~3日で発芽します。
発芽したら、すぐに土に植えましょう。
<土に植える方法>
バジルの種が発芽したら、
土に植える準備をしましょう。
以下の手順で行ってみてください。
1,用土を用意する:
バジルは保水力と栄養価の高い
土を好みます。
市販のハーブ用の土や培養土を
使用しましょう。
また、たい肥や腐葉土を混ぜると
より良いです。
2,プランターを用意する:
バジルは成長が速いので、
プランターは10~12号ほどの
大きめのサイズがおすすめです。
プランターには排水孔があるものを
選びましょう。
3、種を植える:
プランターに用土を8分目まで
入れて平らにならします。
水をたっぷりとかけて用土を湿らせます。
棒を押し当ててまき溝をつけます。
1cm間隔で種をまき、用土を約5mm被せます。
指先で軽く押さえて用土と種を
密着させます。
種が流れ出ないように水やりをします。
4,管理する:
バジルは日当たりと温度が重要です。
日当たりのよい場所で管理しましょう。
温度は20℃以上が理想で、
10℃以下になると枯れてしまいます。
水やりは土が乾いたら行いましょう。
過湿になると根腐れの原因になります。
まとめ
この記事では、バジルの種まきの前に
種に水をつける理由と方法について
まとめました。
バジルの種まきの前に
種を水につける理由は、
発芽率や発芽の均一性を高めるためと
発芽時間を短縮するためということが
わかりました。
バジルの種は非常に小さく、
発芽率が低いという特徴があるようですね。
バジルの種を水につける方法は
とても簡単であることがわかりました。
料理に幅広く使えるハーブであるバジル。
自分で栽培することによって、
食卓で手軽にバジルを楽しむことができます。
簡単に種を入手することができるので、
ぜひ試してみてくださいね。
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