ナスはナス科ナス属の植物で、
別名ナスビとも呼ばれています。
インドが原産であり、
淡色野菜として世界中で
栽培されています。
果実は黒紫色が多いですが、
色や形は様々で多数の品種があります。
ナスは夏の代表的な野菜の一つで、
さまざまな料理に使える人気の食材です。
しかし、家庭菜園でナスを栽培していると、
なかなか実がならないという悩みを
抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
ナスの実がならない理由と対処法について、
詳しく解説していきます。
ナス栽培初心者の方は、
ぜひ参考にしてくださいね。
ナスの実がならないのは肥料の与え方に問題あり?
肥料はナスの栽培に欠かせないものですが、
与え方を間違えてしまうと
実がならないことがあります。
ナスの実がならないときは、
与えている肥料の種類と与える量と
タイミング(時期)が間違っていないかを
チェックしてみましょう。
ナスに大きな実をつけさせるためには、
与える肥料を成長期
(苗を植えてから実がなるまで)と
収穫期で使い分けることがポイントです。
そして、ナスに肥料を与えるときに
ポイントとなるのが、チッ素成分です。
チッ素はナスの生育を
助ける重要な栄養素ですが、
与える量が多いと枝や葉が育つばかりで、
実がなりにくくなってしまうと
されています。
肥料を与えるときは、
含まれている栄養素の配合が大切です。
ナス栽培で必須の栄養素は、リン酸・
カリ・チッ素の3種類になります。
肥料を選ぶときは、
これらが同等に配合されたもの、
もしくはリン酸が多く含まれたものを
選ぶとよいでしょう。
また、肥料は適量を適期に
与えることも重要です。
ナスは植え付け後2週間程度で追肥を始め、
その後は2週間おきに追肥することで
栄養不足を防ぎます。
1㎡あたり約50gを目安に化成肥料を
与えるとよいでしょう。
肥料の量はナスの実の大きさや
収量にも大きく影響します。
実は、肥料をたくさん与えたからといって
実がたくさんなるわけではなく、
肥料を与えすぎても実がならない
原因になります(濃度障害)。
特に、水に溶けやすく即効性の液肥や
化成肥料には注意が必要です。
肥料濃度が急激に高まると、
根から水分を奪ってしまい右舷委になって
株の生育が悪くなってしまいます。
ナスの実がならないのは水やりに問題あり?
水やりの方法を間違えると、
ナスが水分不足になったり
水分過多で根腐れを起こしたりしてしまい、
実がならなくなってしまいます。
とくに、ナスの蕾が落ちる・
花が咲かないなどの症状があったら、
水分不足を疑いましょう。
花や蕾がうまく育たなければ、
実はなりません。
ナスは水分を多く必要とする野菜なので、
水やりの頻度を増やしてみてください。
おすすめなのは、1日1回、
朝か夕方に水を与えることです。
梅雨明け以降は、水をやればやるだけ
綺麗な実がたくさんなります。
気温が高いと水切れを起こしやすいので、
暑い日が続くときは朝と夕方の
2回与えてもよいでしょう。
水やりの際は、
土の表面が乾いているかどうかを確認し、
根元に直接水を与えるようにしましょう。
敷き藁などをして急激な乾燥を
防ぐことも有効な手段です。
まとめ
今回この記事では、
ナスの実がならない原因と
対処法についてまとめました。
ナスの実がならないのは肥料の与え方に
問題があることがわかりました。
肥料はナスの栽培に欠かせないものですが、
与え方を間違えると実がならないことも
あるようですね。
ナスの実がならないのは水やりに
問題があることもわかりました。
水やりの方法を間違えると、
ナスが水分不足になったり水分過多で
根腐れを起こしたりしてしまい、
実がならなくなってしまうようですね。
夏の代表的な野菜の一つで、
さまざまな料理に使える
人気の食材であるナス。
初心者でも比較的簡単に
育てることができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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