箱根駅伝に大学が出場するための参加資格とは?

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箱根駅伝の参加資格は、

関東学生陸上競技連盟

に加盟していることが

第一条件になります。

 

さらに、前年大会でシード権を獲得するか、

予選会を通過する必要があります。

 

その他にも関東学生連合チームや

5年ごとの記念大会では、関東インカレ成績枠

が設けられています。

 

シード権、予選会とも枠は10校ですから、

かなり厳しい基準になりますね。

箱根駅伝に参加資格のある大学とは?

箱根駅伝に出場する大学は、

関東学生陸上競技連盟ですから、

必然的に関東圏の大学に絞られます。

 

箱根駅伝は正式名称を

東京箱根間往復大学駅伝競走

と言います。

 

関東学生陸上競技連盟が主催、

読売新聞社が共催しており、

1987年から日本テレビが

全国放送しています。

 

また、大会の前後には特番も

放送されていますので、

今ではお正月の風物詩として

語られることも少なくありません。

 

そのため、箱根駅伝を全国大会と

思っている人も少なくないのですが、

実は関東学連が主催する

地方大会だったんです!

 

そのため、参加資格は

関東学生陸上競技連盟校に絞られますが、

出場するには過酷な道程が待っています。

 

まず、前年度の箱根駅伝で、

10位以内に入った大学には

シード権が与えられます。

 

シード権を得られなかった大学は予選会を

勝ち抜かなくてはなりません。

 

その予選会は、例年、10月に開催されていますが、

予選会にも参加基準があります!

 

まず、予選会に出場するには、

予選会開催前年の1月1日~

申込み期日の前日までに

1万メートル34分以内の

公認記録を持つ選手を

10人揃えなければなりません。

 

そして、エントリーできる人数は、

10名以上14名以下、

実際に出場できるのは、

10名以上12名以下です。

 

これらの選手が、ハーフマラソンの

一発勝負を行い、

各大学10位までの選手の合計タイムで、

出場枠10校を競い合うのです。

 

また、5年ごとの記念大会では、

予選会が1校増枠されるほか、

関東インカレ枠として、

5年間の同大会における

最高得点獲得校に出場枠が

設けられています。

 

さらに、予選会を通過できなかった

大学の中から成績の優秀な選手を集めた

関東学生連合チームが加わります。

 

こうして、箱根駅伝の出場校が決まるのですが、

シード権を得るにしても、

予選会を勝ち抜くにしても

非常に狭き門であることがわかりますね。

箱根駅伝に年齢や留学生の制限はあるの?

箱根駅伝に選手として参加する場合、

年齢制限はありません。

 

2018年の第94回大会には、

30歳の東京国際大学の渡邊和也選手が出場して

大きな話題となりました。

 

これまでにも、駒澤大学を強豪校に導いた

大八木弘明前監督は24歳で駒澤大学に入学し、

箱根駅伝には3回出場しています。

 

ただし、エントリーは4回までと決まっています。

 

つまり、1万メートルの公式記録が34分以内、

これまで箱根駅伝にエントリーした回数が

4回以内なら、参加資格を有することに

なります。

 

そして、多くの方が疑問に感じているのが、

外国籍の留学生ランナーではないでしょうか。

 

彼らは圧倒的な強さを持って、

5人抜き、10人抜きといった

偉業を成し遂げていますが、

チームに何人いてもいいというわけでは

ありません。

 

そもそも箱根駅伝にエントリーできるのは、

16人になっており、その内訳は、

正選手10人と補欠6人です。

 

このうち留学生は、正選手1人、補欠1人まで

エントリー可能です。

 

駅伝強豪校の場合、

部員数は100人を超えることも少なくありません。

 

彼らは、中学、高校と陸上部のエースとして

活躍した選手ですが、

エントリーされるのは補欠を含めて

16人しかいないのです。

 

さらに、厳しい予選会を突破して、

箱根駅伝に出場できるには、

ほんの一握りの選手に限られます。

 

だからこそ、渡邊選手のように、

実業団を経験しながら、

箱根駅伝に出場する夢を叶えるために、

30歳を超えてチャレンジする選手もいるのです。

 

留学生ランナーを否定するつもりはありませんし、

彼らの駅伝に対する取組み姿勢や

練習法など見習うべき点は沢山あります。

 

彼らにとっても箱根駅伝で活躍し、

やがては母国に帰って、

オリンピックで活躍するという

大きな目標があります。

 

ただ、日本が世界に誇る

「大学駅伝」の最高峰の舞台で

留学生の活躍がクローズアップされるのには、

少し複雑な気持ちになりますね。

 

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まとめ

箱根駅伝への参加資格は

関東学生陸上競技連盟に

加盟していることが必須であり、

さらに、本選でシード権を獲得するか、

予選会で勝ち上がることが条件になります。

 

これらに条件を満たした20校で

箱根駅伝は争われますが、

5年ごとの記念大会では2校増えます。

 

選手としてエントリーできるのは、

1チーム16人までとなりますが、

全員、1万メートルの公認記録が

34分以内であることが条件です。

 

エントリーに年齢制限はありませんが、

4回までしかエントリーできません。

 

また、留学生は1チームあたり、

正選手1人、補欠1人まで

エントリーが認められています。

 

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