<柚子の木の実>がならない理由と対処法とは?これで成功!

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柚子(ユズ)は、柑橘系の果樹で、

香りや味が特徴的です。

 

柚子の木を育てていると、

花や実を楽しみにしている方も

多いでしょう。

 

柚子の木の寿命は

100年以上あるとされており、

育つと非常に大きな木になります。

 

広島県には樹齢150年と言われている

柚子の木があるほどです。

 

大切に育てれば庭の柚子も

孫の代まで大事にされるような

木になるかもしれませんね。

 

しかし、柚子の木に

実がならないことがあります。

 

どうして実がならないのでしょうか?

また、実をならせるためには

どうしたらよいのでしょうか?

 

この記事では、柚子の木の実がならない理由と

対処法について、詳しく解説していきます。

柚子の木の実がならないのは剪定時期や方法に問題あり?

剪定は、柚子の木の成長や

花芽形成に影響します。

 

剪定時期や方法を間違えると、

花や実をつける枝を切ってしまったり、

枝葉が過剰に伸びたりすることがあります。

 

柚子の木は、

春から秋にかけて枝を伸ばしますが、

そのうち実をつけるのは

春に伸びた枝だと言われています。

 

剪定する際には

その枝を残して切る必要があるため、

全ての枝を短く剪定してしまうと、

全く実がならないこともあり得るので

注意が必要です。

 

また、苗が小さい頃から剪定していると、

成長が悪くなってしまいます。

 

その場合も、本来実ができる樹齢になっても

成長量が足りず、いつまでたっても

実がならないということに

なりかねないでしょう。

 

柚子の木の剪定時期は、

芽吹く前の3月くらいが

良いとされています。

 

その時期が一番柚子の木にとって

ダメージが少なく、弱りづらいです。

 

それ以外の時期に

多少切る分には問題ないですが、

木の骨格を整えるような剪定をしてしまうと、

反動のように勢いよく

枝が伸びてしまうことがあります。

 

そうして伸びた枝には花芽がつきづらいので、

適期以外に大きな剪定を行うと

実がならなかったり、

なりづらいことがあります。

 

柚子の木の実がならないのは肥料のあげ方に問題あり?

肥料は、柚子の木に必要な栄養分を補給します。

 

肥料のあげ方を間違えてしまうと、

栄養分のバランスが崩れたり、

根や土壌にダメージを

与えたりすることがあります。

 

柚子の栽培には多くの肥料が必要ですが、

その結果窒素の量が多くなりすぎると

実がなりづらくなってしまいます。

 

見た目としては、葉っぱが濃い緑色になり、

サイズが大きくなり、実がつかないのに

枝葉をぐんぐん伸ばして成長するような

イメージです。

 

もちろん、窒素は植物が

育つ上で必要な成分なので、

与えてはいけないということはないのですが、

柚子に実をたくさんつけてほしいのに、

枝葉がぐんぐん伸びてしまっているような

状態になっている場合、窒素は控えめで、

リンやカリウムの多い肥料をあげるように

意識しましょう。

 

また、肥料を全くあげていない場合、

元々の土質などにもよりますが、

成長量が足りずあまり実をつけない

場合もあるので、注意が必要です。

 

また、柚子の木は、

多肥多水栽培が基本となります。

 

庭木には根付いたら肥料も水やりも

必要ないという木も多いですが、

柚子ではそうはいかない

(枯れるわけではないが

果樹として良い木にならない)です。

 

排水性と保水性の

バランスが取れた土に植えて、

3月上旬、6月上旬、11月の

年3回有機質の肥料を与えます。

 

通常気にする必要はありませんが、

窒素過剰の様子がみられる場合は

肥料の種類を変えてみてくださいね。

まとめ

今回この記事では、

柚子の木に実がならない原因と

対処法についてまとめました。

 

柚子の木の実がならないのは

剪定時期や方法に問題があることが

わかりました。

 

全ての枝を短く剪定してしまうと、

全く実がならないことも

あり得るようですね。

 

柚子の木の実がならないのは

肥料のあげ方に問題があることも

わかりました。

 

肥料のあげ方を間違えてしまうと、

栄養分のバランスが崩れたり、

根や土壌にダメージを与えたりすることが

あるようですね。

 

柑橘系の非常に大きな果樹で

香りや味が特徴的な柚子。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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