紫陽花の挿し木に失敗しないためには時期と用土、挿し穂、水やりに
注意を払う必要があります。
紫陽花の挿し木といえば、難しいと考える人も少なくありません。
しかし、挿し木の手順と注意点をしっかりと理解してコツさえつかめばとても簡単です。
そこで、紫陽花の挿し木に失敗しないためのコツを紹介します。
紫陽花の挿し木に失敗しない時期とは?
紫陽花は6月から7月の梅雨の時期に美しい花を咲かせることからも、
乾燥を苦手としています。
そのため、育成するには水分を十分に与えることが重要になり、挿し木にも
同じことが言えます。
つまり、紫陽花の挿し木に失敗しないためには、時期、挿し穂、用土、水やりの
条件を整えることが大切です。
挿し木の時期は、一定の雨量があり湿度も高い6月から7月が最適です。
次いで、紫陽花の花が終わる8月上旬の暑い時期は、発根が成長しやすいので、
挿し木には適しています。
地域やその年の気候によっても生育具合に差が出るので、
両方の時期に挿し木を行い、比べてみるのも良いでしょう。
また、挿し穂選びのポイントは、今年伸びた枝の中で花芽がついて
いないものを選ぶことです。
さらに、脇芽が出ていれば、失敗する確率は格段に上がります。
なお、選定した挿し穂は先端を斜めにカットして水揚げを行うのがコツです。
水揚げとは、切り取った挿し穂を約1時間、水に浸しておくことで、
十分に水分を含ませるのが大きな目的です。
紫陽花は乾燥に弱く、適度な湿気を好みますので、水揚げは挿し木を成功させるコツなのです。
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紫陽花の挿し木に失敗しないための手順とは?
いくら紫陽花の挿し穂に水やりを頻繁に行っても、土壌がしっかりとしていないと、
失敗してしまいます。
紫陽花の挿し木はいかに水分を効率よく吸収させるかが大きなポイントですから、
用土選びも大切です。
そこでおすすめなのが、鹿沼土や赤玉土、ビートモスなど、保水性と排水性の
高い用土です。
用土を鉢に入れたら湿らせ、挿し木を行いますが、ポイントはいきなり挿し穂を
用土に差し込まないことです。
挿し穂の繊維を壊さないよう割り箸などで用土に穴を開け、そこに挿し穂を差し込み、
優しく隙間を埋めていきます。
ここまでの手順で紫陽花の挿し木は完了ですが、より失敗しないために、
発根促進剤を使います。
挿し木を行った鉢は、半日蔭の場所に置き朝晩2回の水やりを行うと、
1か月前後で発根が確認できます。
紫陽花の挿し木に失敗しないコツは時期、挿し穂、用土、水やりの
4点にあります。
挿し木の時期は梅雨に入る6~7月もしくは真夏の8月が適しています。
挿し木に使う挿し穂は今年伸びた枝を選びますが、花芽がついていないことが
条件になります。
また、挿し木にする前に、水揚げして水分を含ませると発根しやすくなります。
挿し木をする用土は、保水性と排水性の高いものとし、割りばしなどで穴を開け、
そこに挿し穂を差し込みます。
より確実に成功させるには、発根促進剤を使用するのも良い方法です。
挿し木ができたら半日蔭の場所で、朝晩2回の水やりを行い、
発根が確認できるのを1か月程度待ちます。
これらのポイントを守れば失敗することなく紫陽花の挿し木は
成功する可能性が高くなります。
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まとめ
この記事では紫陽花の挿し木に失敗しないコツとは?コツさえつかめばとても簡単!と
題しましてご紹介してきました。
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