東京マラソンにおいて、電車の交通規制はありません。
ただし、大江戸線都庁前駅出入口については、
当日の10時まで閉鎖となります。
2007年からスタートした東京マラソンは、世界中から多くの
参加者があり、電車などの交通規制が気になるところです。
電車の交通網に関して、2016年までは東京ビッグサイトがゴール地点で
したから、最寄駅を持つ「ゆりかもめ」「りんかい線」については、
臨時ダイヤ体制となっていました。
しかしながら、2017年に大幅なコース変更が行われ、
東京駅・行幸通りとなったことから、
現在は、通常ダイヤで運行されています。
東京マラソンのスタート地点に電車で行くには?
東京マラソン当日の電車に関する交通規制はありませんから、
電車で都内を移動する方には一安心といったところですね。
ただし、スタート地点である、東京都庁周辺は10時頃まで、
ゴール地点である東京駅周辺は終日混雑しますので、
余裕を持って行動した方が良さそうです。

参加者の中には、大江戸線都庁前駅出入口が閉鎖と聞いて、
スタート地点にどうやって辿り着けばいいのか、
気になる人も多いのではないでしょうか。
ちなみに各出口の閉鎖時間は次の通りです。
- A2出入口 6時30分から10時00分まで
- A3出入口 始発から10時00分まで
- A4出入口 6時30分から10時00分まで
- A5出入口 6時30分から10時00分まで
- A6出入口 始発時から10時00分まで
- A1、A7出入口 閉鎖なし
東京マラソンのスタート時間は、概ね9時頃になりますから、
大江戸線都庁前駅は諦めざるを得ませんね。
そこで、東京都庁から徒歩圏内の最寄駅となると、
新宿駅もしくは西新宿駅になります。
新宿駅であれば、JR東日本、京王電鉄、小田急電鉄・東京メトロ・
都営地下鉄の駅があります。
また、西新宿駅は東京メトロの駅になり、
都庁までは地下道でつながっているので、とても便利です。
東京都庁までは、新宿、西新宿駅のどちらからでも、
15分から20分程度で到着します。
いずれにしても、東京マラソン当日は混雑しますから
余裕を持っておくと安心ですね。
東京マラソンに電車の交通規制がない理由とは?
東京マラソンで電車の交通規制がないのは、
コース内に踏切りがないからです。
以前、箱根駅伝では京急蒲田第一踏切りにおける
選手の立ち往生が話題になりました。
現在は高架化進んでおり、選手が立ち往生することはなくなりましたが、
都心に近いコースを走る場合、踏切は大きな課題となります。
その点、東京マラソンでは、コース内に踏切がないので、
電車の交通規制について心配はありません。
しかしながら、選手は3万人を超え、沿道、
マラソン祭りの観客も130万人を超えますから、
コース周辺に最寄駅を持つ電車は軒並み混雑が予想されます。
東京マラソンのコース概要は次の通りです。
東京都庁~飯田橋~神田~日本橋~浅草雷門~
両国~門前仲町~銀座~高輪~日比谷~
東京駅前・行幸通り
今後2年間、東京マラソンは、2020年東京五輪のマラソン
日本代表候補を選考する、対象レースに指定されています。
さらに電車の混雑が予想されます。
この近辺を電車移動する際には、混雑することを想定して
移動した方が良さそうですね。

まとめ
東京マラソンにおいて電車の交通規制はありませんが、
東京都庁の最寄駅である大江戸線都庁前駅出入口は、
午前10時頃まで閉鎖されます。
そのため、東京マラソンに電車で参加者する人は
新宿駅もしくは西新宿駅を利用して、東京都庁に
向かっています。
東京マラソンは3万人を超える選手、130万人を超える
観客が集まる、世界でも有数の都市型マラソンですから、
コース周辺の最寄駅を有する
電車は混雑しています。
さらに、今後2年間の大会は、2020東京オリンピックの
代表候補を選出する対象レースとなります。
さらに電車は混雑することが予想されますので、
電車移動の際には余裕をもって行動することが大切ですね。
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