せっかく育てたびわの木に
実がならないのは、
剪定時期や剪定方法など
いくつかの問題が考えられます。
びわは種や苗木、
挿し木で育てることができますが、
実がなるには7~8年かかります。
ところが、いくら待っても
実がならないこともありますが、
必ず何らかの理由があります。
そこで、びわの実がならない理由や
その対策について解説します。
びわの実がならないのは剪定時期や方法に問題あり?
びわの実がならない原因で
最も多いとされているのが、
剪定時期や方法が適切でない
ことです。
びわは熱帯もしくは亜熱帯地域を
産地とする果物ですから、
12月頃に花が咲いた後に
実がなり6月頃が収穫時期になります。
基本的に平均気温が15度以上の
温暖な地域でないと栽培は
難しいとされています。
国内では九州や四国地方に
産地が集中していますが、
寒さが原因で実がならないことも
十分に考えられます。
おいしいびわを収穫するには、
栄養が分散しないように、
間引きや剪定を行うことが、
とても大切になります。
しかし、剪定の時期や剪定する部分を
間違ってしまうと、
栄養が行き届かなくなり、
実がならない事態に陥ります。
びわの剪定や間引きは、
花芽の形成が終わる8月中旬~9月上旬に
行うのが最適とされています。
剪定や間引きをすることで、
びわの枝への日当たりが良くなり、
栄養素も分散されなくなり、
実がなりやすくなります。
したがって、剪定にあたっては、
花芽のつく枝先ではなく、
枝が密集している部分を
中心に丁寧に剪定していきます。
びわの実がならないのは肥料に問題あり?
びわは剪定時期や方法以外にも
実がならない理由はありますが、
そもそも株が成長していなければ
実がならないのは当然です。
びわは種や苗木から栽培すると、
実がつくまでに7~8年程度は
十分に時間を要する果物です。
もちろん、個体差もありますから、
少し気長に待つことも大切ですね。
成長を焦り過ぎて、肥料を与え過ぎるのも
逆効果です。
肥料の主成分は窒素やリン酸、
カリなどですが、一番大切なのは
配合されているバランスです。
とりわけ窒素の含有率が高いと、
葉や枝は生い茂りますが、
肝心の花芽がつきにくい
負の状態となってしまいます。
そこで、びわの肥料を選ぶ際は、
花芽を形成するのに必要なリン酸が
やや多めの肥料を選ぶと良いでしょう。
びわは種からだと、実がなるまでに
7~8年は必要とされています。
したがって、びわに実がならない場合は、
十分に株が成長しているのか
見極める必要があります。
また、びわは花が咲いた後に実がなりますが、
花芽や余分な枝が多いと
実がならない原因となります。
そこで重要なのが剪定時期と
その方法となります。
剪定時期は8月中旬~9月上旬が
適しており花芽のつく枝先ではなく、
枝が集まる部分を選定します。
また、びわに与える肥料は窒素が少なく
リンが多いものを選択すると良いでしょう。
つまり、十分に成長した株から
びわの実がならない場合は、
剪定時期・方法と肥料を
確認すると良いでしょう。
びわの他の詳しい情報の記事は下記をご覧下さい!
ガーデニングYOUTUBERとして人気のカーメンくん!
まとめ
この記事ではびわの実がならない理由と
対処法とは?知ってるだけで大違い!と
題しましてご紹介してきました。
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