びわは離乳食初期の赤ちゃんにも食べさせることが可能です。
ふっくらとしたオレンジ色の外観が特徴的なびわは、初夏に収穫される果実です。
びわにはβカロチンやβクリプトキサンチンといった栄養素も豊富に含まれています。
そこで、びわは離乳食に向いているのか解説します。
離乳食初期の赤ちゃんにびわを食べさせる際の注意点とは?
びわは生後5か月から6か月の離乳食初期の段階から赤ちゃんに与えることに
問題はありません。
もちろん、この時期には歯が生え揃っていませんから硬いものは無理です。
熟していて柔らかいびわを選び外皮を剥いて果実を取り出し、スプーンや
フォークで潰せば食べさせることができます。
ヘタや芯の部分に害はありませんが渋みが残りますから、丁寧に取り除きましょう。
また、種はうっかりしていると誤飲することもありますから、
確実に処分することも大切です。
びわを生のままで与えるには抵抗がある場合、加熱することもおすすめです。
加熱することのメリットは、果実が柔らかくなりますから、
細かく潰せば赤ちゃんが食べやすくなることです。
また、温めることでお腹に優しくなりますから、
下痢の心配が低減されることもメリットの一つです。
さらに、加熱すれば殺菌効果が生まれますので、食中毒の予防にも効果を発揮します。
とりわけ、びわは6月頃が収穫時期になり、食中毒が多くなる季節でもあります。
赤ちゃんは抵抗力も弱いので、殺菌効果が得られることは大きなメリットです。
こういったことからもびわは離乳食期の赤ちゃんに与えることに問題のない
果物だと言えます。
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びわは離乳食としても優れているのか?
びわは離乳食期の赤ちゃんに与えることが可能な果物ですが、
離乳食としてはどうでしょうか。
消化という観点では、スイカやメロンには及ばないものの、
水分が多く食物繊維も少ないリンゴと同じくらいです。
併せて、同じ柑橘系でもびわは酸味が少なくお腹への刺激が少ないことも特徴です。
したがって、びわは比較的消化が早く胃腸への負担が少ない果物だと言えます。
栄養面ではβカロチンやβクリプトキサンチンのほかにビタミンAが多く含まれ、
ビタミンCやBも含まれています。
これらの栄養素は、赤ちゃんの免疫力アップにつながり、風邪の予防だけでなく、
体調を整える効果もあります。
つまり、消化が良く栄養素の高いびわは、離乳食としても優れた果物であると言えます。
びわは生後5~6か月のいわゆる離乳食初期の赤ちゃんに食べさせられる
美味しい果物です。
赤ちゃんにびわを食べさせるときには外皮を剥いて果実をしっかり
潰さなければなりません。
食中毒が気になる場合は、加熱して食べさせることも赤ちゃんにはおすすめです。
加熱すれば殺菌効果が期待できるとともに、お腹にも優しくなります。
また、びわは果物の中でも消化が早く酸味が少ないことから赤ちゃんの胃腸に
過度な負担をかけません。
栄養面においてもビタミンAが多いほか、ビタミンCやBもバランスよく含まれています。
そのため免疫力の増進にもつながっており、風邪の予防や体調を整える面で効果があります。
つまり、びわは離乳食としても非常に優れており、赤ちゃんに安心して食べさせられる果物です。
びわの他の詳しい情報の記事は下記をご覧下さい!
まとめ
この記事ではびわは離乳食として赤ちゃんに食べさせても良いのか?知って安心!と
題しましてご紹介してきました。
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