朝顔の摘心に失敗すると思ったように成長せず、花が大きく咲かなかったり、
株そのものの元気がなくなります。
反対に適切に摘心すれば、活き活きとした花を咲かせ、枯れた後も元気な種を
収穫できます。
しかしながら、いざ摘心をしようとしても具体的な方法がわからない人も決して
少なくありません。
そこで摘心に失敗しない簡単な手順について解説します。
朝顔の失敗しない摘心の方法とは?
朝顔は何もしなければ、どんどんつるが伸びていきますから、栄養分が分散され、
思うように葉や花が成長しません。
こういった状態は摘心することで解決しますが、そもそも「摘心ってなに?」って
思う人も少なくないでしょう。
摘心とは朝顔の新芽を摘むことですが、適当に摘んでしまうと失敗してしまいます。
摘心に失敗しないためには、正しい手順で何回かに分けて朝顔の摘心を行うことです。
まず1回目の摘心は、本葉が5~8枚の頃に、親づるの先端を摘みます。
2回目は脇芽から伸びたつるの本葉が5枚になったあたりでつるの先端を摘みます。
さらに、その脇芽から伸びたつるの本葉が5枚になったあたりでつるの先端を摘むのです。
それ以降は、その朝顔をどの程度大きくするのかによって異なりますが、基本的な
手法は変わりありません。
摘心をすると、それ以上つるが伸びなくなり、栄養分が葉や花に行き届くようになるのです。
朝顔の摘心に失敗する理由とは?
朝顔を栽培する過程で摘心したにも関わらず、葉や花がしっかりと育たない場合、
摘心の失敗も考えられます。
摘心の失敗で考えらえるのが、時期を逸してしまうことです。
朝顔は気温25℃あたりで一気に成長しはじめますが、気温が低すぎても
高すぎても上手く育ちません。
本葉の数だけでなく、気温の変化にも十分注意しましょう。
また、摘心後は脇芽が伸びますが、水や栄養が不足すると、上手く朝顔は成長しません。
対策としては夕方の水やりに変えて薄めた液体肥料を使うのがおすすめです。
ただし、肥料の与え過ぎは根腐れや病気のもとになりますから、定められた量を
しっかりと守ることが大切です。
脇芽の育ちすぎも葉や花が大きく育たない理由の一つです。
朝顔の摘心をしたら、その下3本くらいの元気な脇芽を残してそれ以外は摘みましょう。
こういった対策を行うことで朝顔は大きくて綺麗な花を咲かせてくれますよ。
朝顔が上手く栽培できないのは摘心が行われていない、若しくは方法が間違っている
場合が圧倒的に多いのが実態です。
摘心とは植物の成長を調整したりサポートするため、新芽を摘むことです。
適性に摘心を行うには、親づる、子づる、孫づるの3回に分けて行います。
摘心を行っても朝顔が上手く育たないのは、摘心に失敗しているからです。
摘心に失敗しないためには、気温が25℃になったあたりで摘芯後は夕方の水やりを
液体肥料に変えるのも良いでしょう。
ただし、液体肥料を与え過ぎると、根腐れや病気の原因ともなりかねませんので、
適量を与えるのが大切です。
正しく摘心を行い、大きくて綺麗な朝顔の花を咲かせたいものですね。
朝顔の他の詳しい情報の記事は下記をご覧下さい!
まとめ
この記事では朝顔の摘心を失敗させない方法とは?大成功するコツ有り!と
題しましてご紹介してきました。
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