朝顔の種まきの際水につけるのは、発芽を促進することが目的です。
朝顔は春に種まきを行い、花が枯れると種だけが残ります。
種まきをすれば無条件に発芽すると思われがちですが、実はそうではありません。
そこで朝顔の種まきの前に水につける理由や効率的な発芽させる植え方について紹介します。
朝顔を種まきの前に水につける理由とは?
朝顔は1年で芽を出し花を咲かせ枯れていく植物です。
枯れた朝顔の花からは種を取り出すことができますから、
種まきを繰り返せば毎年朝顔を楽しむことができます。
自然の朝顔の種は風で飛ばされて新たな芽を出しますが
全ての種が芽を出すわけではありません。
朝顔の種はとても固いので、芽が出ないまま埋もれてく種も少なくないのです。
自宅で朝顔を栽培するときは元気な花を咲かせたいので種まきの前に何らかの
仕掛けをするのがおすすめです。
その一つの方法が芽切りと呼ばれるものです。
朝顔の種はスイカを切った時のように三日月の形ですが、丸まった方に葉が詰まっています。
この部分をカッターナイフややすりで傷をつけることで、芽が伸びやすいように
なります。
ただしこの方法だと、種の表面だけでなく葉の部分まで傷つけることがあります。
そこで朝顔の種を傷つけず、芽が出しやすくするために種を水につける方法が
重宝されています。
何気に種まきしている朝顔ですが、仕掛け一つで発芽の仕方は大きく異なります。
朝顔の種を水につける方法は、簡単で失敗も少ないのでぜひ取り入れたい方法です。
朝顔を種まきの前に水につける方法とは?
朝顔は種まきの前に水につけると飛躍的に発芽率が良くなります。
それでは、どのくらい水につけると効果があるのでしょうか。
深さ1㎝程度の水に一晩浸してくと種は十分に給水します。
水に浸した種は取り出して、水分を拭き取ります。
そして暖かい場所に置いておくと、1日~2日程度で自然と皮が割れ発芽して
きますのでこのタイミングで種まきします。
種まきの際には土壌に1㎝程度の穴を掘り、丸くない部分を下にして植えつけます。
その後は芽が出てくるまで、用土が乾燥しないよう1日2回を基本として水やりを行います。
この方法だと4日~5日後には地面から新芽が出てきます。
生長を早めたいなら、液体肥料を与えるのも良いでしょう。
朝顔は栽培しやすい植物ですが、種が発芽しやすいよう種まきの前に仕掛けをし、
正しい手順で栽培しましょう。
朝顔は種まきの前に水につけると表面が柔らかくなり発芽しやすくなります。
さらに暖かい場所に置いておくと表面の皮が割れ発芽しますからこのタイミングで
植え付けると良いでしょう。
水につける方法以外には表面に傷をつけて発芽を促進することもできますが、
種を傷つけるリスクがあります。
温度の高いところで保管するなど手間はかかりますが、傷をつけるリスクを考えるなら
水につける方法がベストです。
また、植え付けの際には種の膨らんだ部分を上にし、少しでも早く芽が出てくるよう
仕掛けることがおすすめです。
朝顔の他の詳しい情報の記事は下記をご覧下さい!
まとめ
この記事では<朝顔>種まきの前に種を水につける理由と方法とは?これで成功!と
題しましてご紹介してきました。
コメント