ニューイヤー駅伝はなぜシード制を廃止したのか?選考会や予選枠について!

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ニューイヤー駅伝におけるシード制については、53回大会(2009年)から廃止され、
各予選で上位に入賞しなければ、本線には出場できなくなりました。
さて、ニューイヤー駅伝の正式名称は、全日本実業団対抗駅伝競走大会」です。

 

全国から集まった実業団チームの日本一を決める大会であり、ニューイヤー駅伝の優勝を
目的に
過酷な練習を続けているのです。
そこでニューイヤー駅伝のシード制が廃止されたことに伴う影響などについてまとめてみました。

ニューイヤー駅伝のシード制が廃止された理由とは?

ニューイヤー駅伝のシード制は53回大会(2009年)から廃止され、本選への出場条件には
どのチームも
予選レースを突破しなくてはなりません。
ですので本大会のニューイヤー駅伝で勝利してもシード権はない事になりますね!
なお、ニューイヤー駅伝の予選レースは、各地区で行われる次の6大会です。

東日本実業団対抗駅伝

関西実業団対抗駅伝(龍神駅伝)

中国実業団対抗駅伝

中部実業団対抗駅伝

北陸実業団対抗駅伝

九州実業団毎日駅伝

 

第2回大会までは、箱根駅伝と同じようにシード権があり、
本大会の上位15位以内のチームは自動的に出場することができていました。
しかしながら、全国には数多くの強豪実業団チームがあり、
出場枠から枠をシードで除くと僅かな参加枠しか残りません。

 

さらに、実業団駅伝は箱根駅伝と異なり、全国6地区で予選会が開催されますから、
各地区で参加権を獲得するチームは僅かになり、予選大会の盛り上がりが欠けてしまいます。

 

実際、シード制が廃止された2009年以降、各地区の予選会が、これまで以上の
盛り上がりを見せています。
駅伝ファンにとっても、予選会からガチンコの対決が見られるのはとてもワクワクしますよね。

ニューイヤー駅伝に参加する方法とは?

ニューイヤー駅伝は第53回大会(2009年)からシード制が見直され、全国6地区で開催される
予選会の上位チームに
参加資格(出場資格)が与えられています。
本選に参加できるのは37チームですが、62回(2018年)大会における地区別の参加枠は
次のとおりです。

東日本(13枠)

中部(7枠)

北陸(2枠)

関西(4枠)

中国(3枠)

九州(8枠)

予選会は例年11月頃に開催されますが、日本実業団陸上競技連合に登録したチームであること、
また、選手は930日までに登録された者に参加資格が与えられます。
もちろん実業団チームであることが前提ですが、近年、予算事情等により廃部に追い込まれる
チームも少なくないことから、一部ではクラブチームの参加を認めています。

 

ただし、クラブチームの参加は、長距離ランナーの底上げが主たる目的であり、
いくら予選会で好成績を残しても本線には出場できません。
さて、ニューイヤー駅伝は、32回大会(1988年)から大幅な改革が行われ、
群馬県で元日に行われる、現在の形に生まれ変わりました。

 

ニューイヤー駅伝には箱根駅伝に出場していた選手も出場していますから、
相乗効果もあり非常に人気のある大会となりました。
さらにシード制を廃止したことにより予選会から質の高いレースが展開され、
地域の企業を応援するスタイルが定着し、多くの駅伝ファンの注目を集めています。

 

ニューイヤー駅伝のシード制は53回大会(2009年)から廃止され全国6地区で行われる
予選会で
37枠を争うこととなりました。
シード制が廃止されたことにより、多くのチームが平等に本選に進むことができるように
なりました。

 

そのため、チームも個々の選手も高いモチベーションを維持して予選会に挑むことが
できるようになりました。
その結果、予選会を含め、より質の高い駅伝大会となっており、有力ランナーも
多数輩出しています。

 

ニューイヤー駅伝は予選免除のないまさに激しい元日にふさわしい大会です。
何位までに入賞すれば次年のシード枠が保証されるという事がない厳しい
戦いなのです。

ニューイヤー駅伝の他の詳しい情報の記事は下記をご覧下さい!

 

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まとめ

この記事ではニューイヤー駅伝はなぜシード制を廃止したのか?選考会や予選枠について!と
題しましてご紹介してきました。

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