箱根駅伝で起きた踏切事故と現在の対策とは?!

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箱根駅伝で選手が踏切で

電車と接触するなどの

事故に遭ったことはありませんが、

踏切内の軌道に足を取られて

転倒した事故はあります。

 

これは2008年大会で起きた事故で、

転倒してしまった東海大の選手は

途中でリタイアしてしまうことに

なりました。

 

転倒した東海大の選手はもちろん、

チームメート、監督、スタッフは

本当に無念の思いだったことは

想像に難くありません。

 

そこで、箱根駅伝における踏切や

コース上の事故についてまとめてみました。

箱根駅伝でおきた踏切事故とは?

箱根駅伝における踏切事故といえば、

2008年に発生した転倒事故が

最も有名です。

 

これは、直接電車に接触したわけでは

ありませんが、走行中に足を取られて

踏切内で転倒し、再度、走ろうとしたものの、

足首を捻挫してしまい途中棄権と

なったものです。

 

当時、箱根駅伝のコース内には

京急の蒲田第一踏切と

箱根登山鉄道線の小涌谷踏切の

2箇所がありました。

 

とりわけ、蒲田第一踏切は電車の本数が多く、

一度遮断されるとなかなか開かないこと、

また、1区と最終区間である10区内に

あることから、鬼門とさえ思われていました。

 

実際に、ここまで大きく

リードしておきながら、

踏切で追いつかれたことによって、

順位を下げてしまったチームも

少なくありません。

これもある種の事故かもしれませんね。

 

もちろん、箱根駅伝のルールでは、

踏切遮断は不可抗力であることから、

待機時間についてはトータルタイムから

差し引かれることになります。

 

しかしながら、一旦停止した体を

ピークに持っていくのは簡単なことではなく、

リードしていた選手ほど

待機時間が長くなり、不利になるという、

理不尽な状態が続いていました。

 

踏切内で事故に遭った東海大の選手も

後続の選手に追いつかれることを

プレッシャーに感じ、焦って軌道内を

駆け抜けようとしたことで、

線路に足を取られたのではないかと

思われます。

 

いずれにせよ、線路遮断といった

本人の努力ではどうにもできないことが原因で、

順位を下げたり、リタイアとなるのは、

駅伝ファンにとっても好ましいことでは

ありません。

箱根駅伝の踏切問題と現在の課題!

現在、箱根駅伝のコース内には

箱根登山鉄道線の小涌谷踏切しか

ありません。

 

小涌谷踏切は、蒲田第一踏切ほどの

電車の本数はありませんから、

職員が踏切手前で電車を待機させるといった

対応がなされています。

 

これまで、選手や監督、スタッフを

悩ませていた蒲田第一踏切は、

2012年に高架化工事が終了し、

踏切遮断によるトラブルはなくなりました。

 

これには、選手をはじめ、

箱根駅伝に関わる全ての人が、

ほっとしたことは、容易に想像できますね。

 

箱根駅伝は1987年から日本テレビで

全国中継がはじまりました。

 

それまで、関東地区の地方大会であった

箱根駅伝は一気に注目を集め、

今では、日本で一番有名な駅伝大会です。

 

そのため、沿道の観客も増え続けており、

踏切事故の問題は解決したものの、

今度は、交通整備が大きな課題となっています。

 

2017年大会では、選手とワゴン車が接触する

事故も発生しかけていますので、

今後の大きな課題です。

 

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まとめ

箱根駅伝の踏切事故で有名なのは、

2008年に東海大の選手が、

踏切内で転倒して捻挫したことが原因で

リタイアしたものです。

 

この踏切事故が起こった

蒲田第一踏切は2012年に高架化され、

現在では問題は解消されています。

 

しかしながら、年々観客が増えることにより

コース上における交通整備が

大きな課題となっています。

 

2017年にはワゴン車が選手に突っ込み、

危うく衝突するところでした。

 

こうした現状から

選手が安心してレースに集中できるよう、

しっかいりとした対策が

求められているのです。

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